仙台のまちづくりで活躍している方をゲストに迎え、トークとワークショップを交えたイベントを開催しました。
名称 キミとのまち時間「MACHITO SENDAI」
日時 2022年5月21日(土)11:00~18:00
場所 CROSS B PLUS
料金 入場無料
主催 仙台市
①「地域とともに創る 新しいまちの百貨店」
今年で創業203年目を迎える百貨店「藤崎」。今という時代に合った百貨店の在り方を模索し、形にしている藤崎「未来創造ラボ」の石澤さんに地元生産者の方とのモノづくりや地域の魅力発信について、お話をたっぷり伺いました。また後半のワークショップでは、これからのまちをより豊かにする理想の百貨店とは? モノ・コトの視点から参加者の皆さんと一緒に考えました。
【株式会社藤崎 経営企画部 未来創造ラボ 石澤 洋子 さん】
株式会社藤崎入社後、食品売場で販売・バイヤーを経験。一般社団法人日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザーや、チーズプロフェッショナルの資格を取得し、お客様の豊かな食生活の提案や、地域の事業者様と新しい仙台のGIFT等商品開発にも取り組む。現在は、30代の若手社員3名からなる「未来創造ラボ」の一人として、長期視点での新しい地方百貨店のビジネスモデルの検討を行っている。
②「持続可能なまちづくりを考えよう! 〜わたしたちの手で作る未来のまち〜」
サスティナブルという言葉が当たり前になった現代、100年後も「杜の都仙台」と呼ばれる美しいまちを残すために何ができるのか。渡辺さんのtsugiプロジェクトは、その一つの答えを示しているようでした。ワークショップでも参加者の皆さんは新たな発見がたくさんあったようです。
【PLANNING LABORATORY 渡辺 沙百理 さん】
宮城県大崎市生まれ。東北芸術工科大学卒業後、13年間仙台市内のインテリアショップでの会社員時代を経て、2017 年フリーランスでイベント企画業を開業。 ストーリーやコンセプトを大切にヒト・コト・モノをつなぐ場づくりを行う。近年は食品ロス削減や循環をテーマにした量り売りマルシェやtsugiプロジェクト、 いしのまき循環生活アパートメントなどの企画を手がける。
③「仙台の魅力のリアルを掘り下げる」
前半は奥口さんのブランディングのお話。後半のワークショップでは、参加者の皆さんがお隣の方と仙台についてトーク。仙台歴が長い方も、仙台ビギナーの方も、それぞれの「好き」や「気になる」があるはず。会話の中から見えてくる、仙台のリアルを掘り下げました。
【FOLK GLOCALWORKS 主宰 奥口 文結 さん】
石川県生まれ、宮城県仙台市育ち。公立大学法人宮城大学事業構想学部事業計画学科卒業。マーケティング、ブランディングを専攻。2013年 株式会社エフエム仙台入社、ラジオパーソナリティとして番組制作に携わる他、 番組のウェブ・広報、イベント企画・運営に携わる。2019年フリーランスに。宮城を拠点に、ファシリテーターやMCのほか、もの・ことのブランディングデザインを手がける「FOLK GLOCALWORKS」主宰。
④「空間とデザイン目線で見る青葉通」
建築家の貝沼さんとプロダクトデザイナーの小松さんが、これまで手がけた空間やデザインについてトーク。後半のワークショップでは、参加者の皆さんに10年後に望む青葉通の絵を描いていただき、それを参加者同士で評価し合いました。
【プロダクトデザイナー 小松 大知 さん】
デザイン事務所TORCHを主宰。プロダクトデザイナー。宮城大学特任助教。東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科を卒業後、富士フィルムビジネスイノベーション、NOSIGNERにてプロダクトデザインを担当。その後、長野県にて家具製作を学び、ReBuilding Center Japanを経て、2021年に仙台市にて独立。プロダクトデザインを中心に活動を行なっている。
【建築家 貝沼 泉実 さん】
建築デザインの事務所 KAI ARCHITECTSを主宰。一級建築士、宮城大学特任助教、東北工業大学非常勤講師。宮城大学事業構想学部デザイン情報学科卒業、東北大学大学院工学研究科修了。2013年-2020年青木淳建築計画事務所にて、LOUIS VUITTON MAISON大阪御堂筋や現代美術ギャラリーShugoArts、札幌芸術祭2014等担当の後、独立。
参加者の皆さんにはアンケートを通して、仙台のまちづくりに関するアイディアをたくさんいただきました。このページの上部のイラストは、そんな皆さんのアイディアを可視化したものです。